■ベルギービール

 ベルギーはビールの国だ。国内には約120社もの醸造所があり、ビールの銘柄は800種類にも上る。ビールの製法だけで400種類以上あるというのだから驚きである。
 今回の旅行で飲んだのは、約30〜40種類だが、いずれ全銘柄を制覇しようと考えている(笑)

 ベルギービールには、大きく分けて、英国スタイルのエール(Ale)系とラガー(Lager)系、そしてランビック(Lambic)系の3種類がある。
 エール系は上面発酵ビール、ラガー系は下面発酵ビール、ランビック系はベルギー独特の製法で作られる自然発酵ビールだ。
 エール系の代表は、トラピストビールやホワイトビールで、ベルギービールの中でも非常に多くの種類を占めている。ラガー系はいわゆるピルスナータイプだが、これは日本では一般的だがベルギービールとしてはあまり多くはない。
 そしてやはり、ベルギービールの最も特徴的なカテゴリーが、ランビックである。グーズ、クリーク、ファロなどの種類があり、非常に味わい深いビールだ。空気中の野生酵母を使う自然発酵ビールの起源はエジプトやメソポタミアにまで遡ると言われているが、現在では事実上ベルギーでしか作られていない。
 今回の旅行でもっとも美味しく、しかも印象に残ったビールが、ア・ラ・ベカス(A La Becasse)で飲んだランビックである。

ア・ラ・ベカス(A La Becasse)(拡大)
   
ア・ラ・ベカスへの通路(拡大)
ア・ラ・ベカス店内(拡大)
   
宵闇迫る街角(拡大)


 ベルギービールの詳細については、手抜きだが(笑)とりあえずベルギー観光局のサイトを参考にしてもらいたい。

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