淘道(淘宮術)とは…
淘道(淘宮術)は、一般的な占いとは大きく異なり、歴史と伝統に裏付けられた、自己修養、自己変革のための「秘伝」です。
淘宮術の基になったのは「天源術」です。「天源術」は、古来中国より伝わってきた相学、占星学、方位学を併せ、天台密教の僧で江戸初期の政治家としても知られる天海上人が体系化し、徳川家康、家光に対して帝王学として秘伝の奥義を伝授したものです。江戸時代を通じて軍学など共に「武士の嗜み」として重用され、足利学校などで武士の子弟に対して教授されてきました。
その天源術から出た開運の修行法が「淘宮術」で、1834年(天保5年)横山丸三が創始しました。
「淘宮術」の「淘」は、「洗練する」の意、「宮」は本心の宿る宮(みや)の意です。人は生まれつきの性癖(運気・命数)を洗練することによって、本心が顕れ、心身・気血の運行を良くし、幸福を得る…というのが、淘宮術の根本の教えです。精神の修養を旨とするので、「淘道」とも呼ばれています。
淘宮術は、明治から大正、昭和初期においては、実業界で成功した人間が多く信奉し、淘道を実践していた経緯があります。自己変革によって人生を成功に導く方法として、多くの人間の心を掴んできました。
本サイト「淘道開運修行」は、こうした淘道の本質である「自己変革の方法」を占い結果として伝授するものです。

淘道の占い方法
・人の宿妊日の十干、十二支の配合によって宿命的な判断をおこない、開運を旨とします。「干は気すなわち性を支配し、支は形すなわち質を支配する」とし、陰陽五行説に準拠してすべて気候状態から敷衍して人の性質、運気などに配当して判断します。
・誕生年月日によって占うのではなく、「宿妊日」によって、先天的素質・宿命を判断するのが、天源術、淘宮術の特徴です。宿妊日とは出産前265日と定められています(受胎日ではありません)。 ・その宿妊日を基に、「三性」というものを、独自の暦を用いて導き出します。胎内に宿った年が「大性」、胎内に宿った月が「中性」、胎内に宿った日が「小性」です。そして暦から導き出した精神面10の「原気」と、行動面12の「原性」とで、人の行動原理を判断します。
・本サイトでは、十二宮の支配を最も重要視し、滋宮(子年に母胎に宿る)、結宮(丑年)、演宮(寅年)、豊宮(卯年)、奮宮(辰年)、止宮(巳年)、合宮(午年)、老宮(未年)、緩宮(申年)、堕宮(酉年)、煉宮(戌年)、実宮(亥年)…の各運命宮ごとに、 原性(固有の性癖・気癖)を診断します。その上で「小性」「中性」要素を加味します。
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